兵庫県の東播磨地区は明石市や加古川市を中心とした、神戸から電車30分ほど西に行った地域を指します。このあたりは古くから住んでいる地元住民と、サラリーマンとして新しく赴任してきた住民とが混在している地域です。別段特色というものはなく、大人しい、素朴な人が多く住んでいるイメージがあります。この地域は神戸や三宮まで電車ですぐに出ることができるので、わりと都会に憧れている人が多く住んでいます。
立地的には神戸や大阪のベッドタウンになってもいいくらいのところにあるのですが、再開発が遅れたせいで人口的にはあまり多くありません。神戸のベッドタウンの座は来た播磨にある三木市や小野市に取られてしまいました。JRの新快速で30分もかからないくらいのところにありながら、人口がそれほど増えなかったため、古きよき街並みが残っているとも言えます。患者様も昔ながらの素朴な人が多いので、看護もかなりしやすいのではないかと思います。理不尽な要求をされることもほとんどなく、患者様とのほほんと過ごすことができます。また、看護師仲間もひとつの病院で長く続ける人が多いようです。それだけ病院の雰囲気が居心地いいのだと思います。そういった雰囲気が好きな人は是非このあたりで求人を探してみてください。多少自分の求める条件に合わなかったとしても、それを補って余りあるくらいの人間的なつながりが得られることと思います。
東播磨地区にはあまり大きな病院はありません。また、それほど大きくない病院のほうが、この地域の良さが分かるかもしれません。24時間の託児所がついていたり、新人教育が充実している病院もあります。また、福利厚生が充実している病院もいくつかるようです。育児との両立を目指している人は、こういった病院で働くのもいいかもしれません。
東播磨地区の病院は古くからある病院が多く、また地元の人たちも昔から住んでいる人が多いため、地域密着の病院が多くあります。そういった人と人とのつながりを大切にしながら働きたい人にはこの地域がお薦めです。